和装ウェディングの豆知識!
白のウェディングドレスもすごく憧れますが、和装でのウェディングも魅力的ですよね。
お写真でもよく見られるかと思いますが、白無垢、色打掛、引き振袖はとても格式高く、神聖な雰囲気で式を挙げられます。
残念なことに、日本伝統の衣装を身にまとうのは、今のご時世なかなかありませんね。
そんな和装でのちょっとした豆知識をお伝え致します!
皆さま、「抱え帯」をご存じでしょうか。
抱え帯はお引きのお写真が一番わかりやすいのですが、帯の下の方に巻いてある紐の事です。
下のお写真でいうと、帯の下の方に巻かれている、ピンクの紐です。
このひもは色は様々に、白無垢でも色打掛でも結びます。
なぜ帯の下に結ぶのかといいますと、
昔は着物の裾をたくし上げ、押さえておくのに使われていました。現在はその用途で使われておりませんが、今も帯の下の部分に結んであるのですよ!
では今は結ばなくていいんじゃないの?と疑問を持たれるかと思いますが、この抱え帯には日本人の心遣いと、大切で重要な意味がたっぷり込められているんです。
この抱えおびには、「子供が流れていかないように」「元気な子供が生まれてきますように」という意味が込められているんですよ!
ですので皆さま、前撮りの際、お式にお着物を着られた時はしっかりと結んでいただいてくださいませ!
和装のちょっとした豆知識でした!